研究者：

河原功

論著類型：

專書、學位論文

書報刊名：

翻弄された台湾文学─検閱と抵抗の系譜

出版地：

東京

出版社/承辦單位：

研文出版

出版時間：

2009年5月

頁次/版次：

355頁

開本：

22公分

按語：

本書分「台湾人作家の抵抗」、「日本人作家の視点」、「知られざる検閱」三部分，計有〈楊逵の生涯──一貫した抵抗精神〉、〈楊逵「新聞配達夫」の成立背景──楊逵「自由労働者の生活斷面」と伊藤永之介「總督府模範竹林「平地蕃人」から〉、〈十二年間封印「新聞配達夫」──台湾總督府の妨害に敢然と立さかった楊逵〉、〈吳新栄の左翼意識──「吳新栄旧藏雑誌抜粹集（合本）」からの考察〉、〈呉濁流の秘めたる抵抗精神──小說『胡志明』に隱された謎〉、〈日本人作家の原住民認識──中村古峡と佐藤春夫〉、〈作家濱田隼雄の軌跡〉、〈日本人作家の見る淡水──日本統治期台湾文学と淡水との関わり〉、〈戦時下台湾の文学と文化状況〉、〈一九三七の台湾文化‧台湾新文学状況──新聞漢文欄廃止と中文創作禁止をめぐる諸問題〉、〈日本統治期台湾での「検閱」の実態〉、〈雑誌『芸術』と江肖梅〉、〈台湾出版会と蘭記書局〉、〈日本統治期台湾の演劇運動概観〉共14篇文章。正文後有〈あとがき──台湾文学研究をふりかえって〉、〈収錄論文初出一覽〉。